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初級 ( 後 ) -- 中級への橋渡しのクラス -- (2025 年 7 月現在)
2025 年 7 月末から新しい教科書 『 C'est la vie 3 』 ( 早美出版社 ) というテキストを使います。一通り学んだ文法をふまえて、いろいろな言葉の使い方をゆっくりやさしく練習していきたいと思います。ぐっとくだけた、でもまじめで軽快な大人の会話が満載のようです。楽しみです。
つい先日よみ終えた一つのテキスト『フランコフォニーへの旅』( 駿河台出版社 )では、西洋から見たのではない、別の視点からの歴史も参考にしました。図版なども一緒に見てみました。もともと住んでいた人たち、当事者たちからみた歴史にも耳を傾けることが必要かなと思います。
中級 ( 2025 年 7 月現在 )
今月から 2025 年度版の『 Hirondelle 2025 燕 』 (石井洋二郎 et al 著・朝日出版社) を読みます !! たとえば、パリのブキニスト ( 古書店 ) について、あるいは渋沢・クローデル賞のこと、そして社会全体の縮図ともいえそうなナエル事件について等々、テーマがとても広いです。お菓子のカヌレの香りがただよう課もあります。各課のテーマにそってやさしい新聞記事などにも目を通してみましょう。難しい箇所はむりせず教室で一緒に解いていきましょう。
ところでこのほど読み終わった『フランス史のなかの「異人」たち』-- 世界を変えた女性たち -- (南コニー et al 著・朝日出版社)は読みごたえがありましたね。古今のフェミニズムが前面にでていましたが、始点は女性だけにしぼられるていたわけではありませんでした !! いろいろ目を開かされましたね 。
上級 (2024年2月現在)
上級では、二つの小説を隔週ごとに一つずつ読んでいます。
小説を読むのは、ハードルが高いと感じることがあるかもしれませんが、どうぞご心配なく。難しいと感じたら、むりせず教室でご一緒に解決しましょう。
一つは Muriel Barbery ミュリエル・バルベリ著の " L'élégance du hérisson 優雅なハリネズミ"、もう一つは Marc Levy マルク・レヴィ 著の『 Le voleur d'ombres 影泥棒』。毎週、参加していただくこともできますし、一方の小説だけに参加していただくこともできます。ご無理のない範囲でご参加ください。
" L'élégance du hérisson 優雅なハリネズミ " は、十数軒のアパルトマンが入った建物の管理人をしているルネと、アパルトマンの住人とのお話しです。とかく「管理人」には偏見がついてまわります。管理人はこういう人だという周囲の思い込みです。特にルネのアパルトマンの住人はルネを見下している節があります。ところが実のところ、ルネはその固定観念からまったくはずれた人です。いつも精神を高めたいと願っていて、とてつもない読書家です。ただ周りの目を気にして、表面的にはずっと「管理人」を演じ続けています。
ところがある時、ルネの真の姿を見いだし、ルネを敬愛するひとがあらわれます。ルネは動揺します…。
さあて、話しはどう展開するのでしょう。楽しみですね。ご一緒に読んでいきましょう。
そしてもう一つの小説『 Le voleur d'ombres 』は、ちょっと弱気な「僕」のお話し。お母さんと二人だけで暮らしています。新学期に転校して来ましたが、いじめっ子に遭遇。しかし「僕」には、人の影を盗むことができるという、自分でも驚くような特技 ( 秘密 ? ) がありました。しかもその影をぬすむと、影の持ち主の本当の気持ちや、その人の子供時代がわかってしまうのです…。
さてさて、「僕」はどんな大人に成長していくのでしょう。ちょっと児童書としてもよめそうな小説かなと思います。読みやすいフランス語で書かれています。
初級クラス ( 前 )(2024年10月現在)
「ゼロから始める教室」としてスタートしましだか、うれしいことにテキストの『マエストロ 1 』( 朝日出版社 ) を終了しました !! ですので『マエストロ 2 』に移行です。実践がモットーの教科書 (?)のようですので、おおいに活用しましょう。