La Seine et
la cathédrale Notre-Dame
第二課はヨンキントの『セーヌ河とノートルダム大聖堂』です。
テキストは、とても易しいフランス語なのに、内容はリッチ !! です。
こんな具合です。「聖堂と河が絵の中心にあります。川沿いには建物。いずれも5-6階です。河にはサン・ミッシェル橋。橋げたに3つのアーチがあって、絵の大部分は空…」。
クールベの描いた
ヨンキント像
見た通りを言葉に置き換えています(=description : デスクリプション)。デスクリプションすることで、いろいろものが見えてきますね。
ところで、ヨンキントの絵は、印象派にしては、タッチが密すぎるのだそうです Les détails sont trop minutieux 。ですが、テーマの選び方や光の描き方などが、印象派の先駆けになっているのだそうです。
© 『オルセー美術館にて』 Editions Asahi
© 2017 Milan Presse
第二課のテーマは『右と左 La droite et la gauche 』。
今年の3月に同じ題の子供新聞を読みましたが、あらためて。
「右・左」の言葉の由来はフランス革命。国民議会で、アンシャンレジームの特権や王の権限を保守したい議員が右にすわり、それに反対する改革派が左に座ったことから、左右のすみ分けができました。

テキストは「日本に右派左派がありますか ? 」という質問で終わっています。フランスの各紙をちょっと覗いてみると、ついこの間の日本での選挙について…右派大勝と報じています…。
© A la page 2013 Editions Asahi
"The Stranger"
by L.Visconti
今週は、" L'Etranger " です。
ムルソーは、自分の心臓の鼓動がとまる瞬間を想像してはみるのですが、うまくいきません J'essayais pourtant de me représenter une certaine seconde où le battement de ce coeur ne se prolongerait plus... 。
死刑執行人がやってくるとすれば、それは夜明けです。寝ているところを、突然、起こされたくはありません。ですので寝ずに過ごすことが多くなりました。夜は耳をそばだて、どんなにわずかな物音でもドアに駆けより、耳を押しあてます je guettais ... ... ..., le moindre glissement me jetait à la porte...l'oreille collée au bois...。そして自分があえぐように息していることに気づき、慄然とします...(j'attendais...jusqu'à ce que) j'entende ma propre respiration, effrayé de la trouver rauque...。
日中は、恩赦について思いめぐらします。最悪の仮説をたてます。つまり恩赦がえられなかった場合 Je prenais...la plus mauvaise supposition : mon pourvoi était rejeté 。当然、死ぬことになります " Eh bien, je mourrai donc." 。

しかし今死のうが、20 年後に死のうが、死ぬのは同じ。20 年、生きられたかもしれないと考えると、胸がつまりはするものの、その20 年後には、また同じ思いがよぎるはずと考えることで、気持ちを落ちつかせます。
次に良い方の仮説をたててみます。つまり恩赦がくだった場合。想像してみるだけで、からだが熱くなり、声を張りあげたい気持ちになります。が、その高ぶりは抑えねばなりません Il fallait que je m'applique à réduire ce cri 。そうでないと、到底、最初の仮定を静かに受け止めることができなくなるからです ...Il fallait que je sois naturel...dans cette hypothèse, pour rendre plus plausible ma résignation dans la premiére 。
興奮を抑えることができたときは、わずか 1 時間ほどですが平静をえることができるのです。千金に値する 1 時間です Quand j'avais réssi, j'avais gangé une heure de calme. Cela, tout de même, était à considérer
次回は C'est à un semblable moment que j'ai refusé... からです。